こんにちは、のりです。
2024年の年末にタイのクラビにクライミングトリップに行ってきました。(一応新婚旅行もかねていますが、メインの目的はクライミング!)
エメラルドブルーの海をバックに、巨大な石灰岩の岩をダイナミックに登る。ほんとに素敵なところで、クライマーにとっては楽園のような場所です。
この記事では、クラビで宿泊した3つのホテルの情報ついてまとめています。
クラビでクライミングするならどのエリアのホテルが良いか?
クラビの宿泊地は、大きく分けて①Raylayエリア、②Tonsaiエリア、③Ao Nangエリア、④Ao Nang Maoエリアの4つのエリアに分類されます。
ホテルの紹介をする前に、まずはこの4つのエリアの違いについて説明しておきます。それぞれのエリアの位置は、下のマップを参考にしてください。
① Raylayエリアのホテル
Raylayエリアは、レストランやカフェ、お土産屋さん、旅行社などが集まる繁華街エリアです。岩場へのアクセスもよく、近いエリアなら10分、遠いエリアでも30~40分も歩けば着きます。
生活とクライミングのバランスのとれた、もっとも利便性が高いエリアといえます。短所としては利便性が高い分、宿泊費が高いことでしょうか。
ちなみに[② Tonsai エリア]は歩いて20~30分ほどの距離です。
② Tonsaiエリアのホテル
Tosnaiエリアは、クライマーが集まるエリアです。Tonsai Roofという有名な強傾斜の岩場に近いので、「ここで登りまくる!」と決めている人はTonsaiエリアに宿を取るのがベストな選択です。Tonsai Roof以外の岩場にも30~40分でアクセスできるので、問題ありません。
Tonsaiエリアは、Raylayエリアに比べて宿泊費がリーズナブルでドミトリーなどの安宿もあります。また、Raylayエリアのようにクライマーでないツーリストが少ないので、比較的混雑していないのもGOOD。
③ Ao Nangエリアのホテル
Ao Nangエリアは、クラビ県でもっとも栄えている街です。たくさんの観光客で賑わうツーリスティックな街で、ほとんどの人がここからボートに乗ってRaylayに向かいます。
先に紹介した①②のエリアと違ってクライミングエリアから離れており、メインの岩場に行くにはロングテールボート(片道100バーツ(約450円))に乗らないといけません。※陸路ではアクセスできません
ただ、最近開拓され人気になっているNorth Wallという岩場に通いたい人はAo Nagエリアに泊まるのがいいです。
④ Ao Nang Maoエリアのホテル
Ao Nang Maoエリアは、ローカルなタイの雰囲気を感じられるエリアです。①②③のような観光地ではないので、観光地が苦手な人はここがいいかもしれません。
クライミング以外も楽しみたい、という人はAo Nang Maoがオススメです。僕たちはアジアゾウの保護施設を見学に行ったり、市場やスーパーマーケットを巡ったり、美味しいタイ料理を食べに行ったりしました。
ただし、③のエリアと同じで、メインの岩場へはボートで通わなければいけないので、面倒さはあります。
僕たちがクラビで泊まった3つのホテル
僕たちは3つのホテルに泊まりました。それぞれ詳しく紹介していきます。
Days Inn [③ Ao Nang エリア]1泊
初日は移動日で、Ao Nangの街に夜到着予定だったので、[③ Ao Nag エリア]にあるDays Innで一泊しました。
メインストリートに面しており立地の良いホテルです。空港からの乗り合いバンはホテルの前で降ろしてくれるので、荷物が多い人は暑い中歩かなくていいのでオススメです。
また、ホテルの眼の前が繁華街で、ナイトマーケットが歩いて5分の場所にあります。食事をするにも便利。ビーチにも暑いて5分もかからないくらい近いので、ロングテールボート発着場への移動が楽なのもGOOD。
部屋の設備は可もなく不可もなくといった感じ。エアコンはしっかり効くし、ホットシャワーも出ます。風呂とトイレも分かれています。
ひとつ気になったのは、繁華街なのでクラブの音楽が微妙に聞こえるくらいかな?僕はかなりセンシティブな耳をしているので、普通はきにならないと思います。まきちゃんは気にならないと言っていました。
神経質な方は注意してください。とはいえ、そういう人は繁華街からけっこう離れた不便なホテルに泊まらないといけないので、それはそれで面倒です。
Diamond Cave Resort and Spa [① Raylay エリア]4泊
Diamond Cave Resort and SpaはRaylay Eastエリアにあります。Diamond Caveという岩場に面していて、ホテルの庭からクライマーが登っている姿が見えます。ホテルから一番近いレストランは徒歩1分、メインストリートまで10分ほど、利便性もいいです。
部屋の設備は最低限と言った感じ。エアコンは効くしホットシャワーは出ます。ただ、トイレとシャワーが同じなのがちょっと気になります。
繁華街から少し離れているので静かな環境なのがGOOD。プールがついているので、暑すぎる昼間に涼めるのもポイント高いですね。ビーチがあるので海水浴はできるんですが、リラックスするならホテルのプールのほうが快適です。
Diamond Cave Resort and Spaの料金を確認するNa Sook Wellness Resort[④ Ao Nang Mao エリア]5泊
旅の後半はNa Sook Wellness Resortに泊まりました。
[④ Ao Nang Mao エリア]は他の3つのエリアと比べて宿泊費がリーズナブルなので、ちょっといいホテルも選択肢に入ります。(今回の旅は新婚旅行でもあるので。)
部屋のクオリティは上の2つのホテルよりも2ランクくらい上で快適そのもの。広くて、エアコンの風が直接あたらないので寒すぎない。テーブルやソファ、キッチンがあり、居住空間として文句はありません。
朝食つきで内容も豪華です。豪華すぎてちょっとクライミングをするには満腹になりすぎてしまうくらい。
ホテルからボート乗り場はホテルの送迎バスが送ってくれます。帰りは歩いて10〜15分くらい。
Na Sook Wellness Resortの料金を調べるまとめ|ホテルは変えないほうが良い
前半と後半でホテルを変えた理由は、ハネムーンなのでいいホテルに泊まりたかったけど、クリスマス以降はRaylay周辺のエリアの宿泊料がものすごく高かったからです。
ただメインの目的はクライミングだったので毎日ボートでRaylayやTonsaiに通いました。これがやはり面倒で、「やっぱりRaylayに泊まってたほうが良かったかも・・」と感じました。
ボートは基本朝9:00運行開始で帰りは17:00過ぎが最終便なので、朝と夕方の涼しい時間にクライミングができないのです。
これはクライミングトリップでは大きなデメリットになります。ということで、結論としてはクライミングを楽しむなら① Raylayエリアか、② Tonsaiエリアに宿をとるのが良いと思います。
クラビの宿を選ぶときの参考にしてみてください!