傷ついたニワトリを保護しました。

ニワトリ 保護

最近、我が家のニワトリが1羽増えました。

名前はみどりちゃん。まきちゃんが職場から保護してきたニワトリです。

保護した直後、みどりちゃんは歩くことはおろか立つことも難しく、餌も食べられない。死んでしまう直前くらいまで弱りきっていました。

我が家で保護した経緯

みどりちゃんは、元々は養鶏場で飼われていたニワトリでした。

その養鶏場が廃業する際に、まきちゃんの職場に引き取られたんですが、住環境があまりよくなく、獣に襲われて歩けなくなりました。

そこからはどんどん弱っていき、仲間のニワトリからいじめられて羽をむしられ、餌を自力で食べられなくなるくらい衰弱してしまったのです。

どうにも放っておけなくなり、まきちゃんが家に連れてきたのが6月16日。その晩、みどりちゃんは自力で立ってバランスをとることもきず、休んで眠るときのリラックスした姿勢になることもできず、首は力なくグデっと倒れてしまう状態でした。

「これだけ弱ってしまうと、もう駄目かもしれない・・」

餌を食べる力はなさそうなので、せめて水を飲ませようとスプーンをクチバシに近づけると、なんとか少し飲んでくれました。

出来る限りの介護をする

翌日起きると、みどりちゃんはまだ生きていました。

たまたま僕の仕事がお休みだったので、できる限りの介護をしてあげることに。今までもニワトリの体調が悪くなったときは、茹で卵を与えると元気になったので、みどりちゃんにも与えてみます。

卵の黄身とはいえ固形物は食べられなさそうなので、水に溶かして与えます。

ニワトリは水を飲むとき、クチバシを水につけ、上を向きながら飲みます。首の筋肉が弱っていてうまく飲むことはできないけど、頑張って飲もうとするみどりちゃん。

弱ってるけど、生きようとしてるのが伝わってきます。ティースプーン数杯分飲むと、疲れ果ててまた眠ってしまいました。

かろうじて食べる気力は残っているみたい。でも消化する体力はあるんだろうか。

少ししたら、ほぼ水のような便をしました。ちゃんと消化して栄養にできているのか・・・。わからないけど、とりあえず黄身を水でといたものを与え続けることに。

人間が好きなみどりちゃん

ニワトリの保護

こうやって介護できるのは、みどりちゃんが人間のことをあまり怖がらないからです。

人馴れしていないニワトリは人間に触られるのを嫌がるんですが、みどりちゃんは僕が近づいても嫌がりません。動く体力がないだけという可能性もありますが、おそらく僕のことを「自分を傷つけない仲間」と認識してくれたんだと思います。

みどりちゃんは、生まれてからずっと養鶏場でケージの中で飼われていたので、人間に可愛がってもらったことはなかったはず。別の施設に移ってからは仲間のニワトリにいじめられて、ずっと弱い立場で生きてきました。

生まれてはじめて、自分のことを傷つけない仲間ができたと思って頼ってくれているのかもしれません。

そう思うととても愛おしくなってきて、今まで辛かった分たくさん可愛がって、優しくしてあげようと思えてきます。そのためにも元気になってもらわないとですね。

みどりちゃんの回復経過

みどりちゃんはその後少しずつ元気になり、今では元気に外で歩き回れるようになりました。

その様子はYoutubeで記録してあるので、興味のある人は見てみてください。

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