2021年 北杜市、夏のクライミング まとめ

9月も下旬になり、北杜市はだいぶ涼しくなってきました。涼しいどころか、夜はちょっと冷える。リビングにいるときはカーディガンを着ていることが多い。まきちゃんは更にブランケットをかぶっています。

これってつまり、北杜市の夏はもう終わったということでしょうか。早いなあ〜。

さてこの記事では、北杜市に引っ越してきた一番の目的であるクライミングをちゃんと楽しめたのか。そんなことをざっくりと書いてみようと思います。

「岩場に近い場所に住む」ことのメリットを実感。

このブログでは何度か書いていますが、移住先を北杜市に選んだのは理由は主に二つです。

  • 岩場に近いこと
  • 生活に不便過ぎないこと

です。

クライマーにとって、住む場所が岩場に近いことはとても大切なことです。なぜなら岩場に行くのに時間がかからないから気軽にクライミングができるのです。そんなの当たり前、と思われるかもしれませんが、これとても重要なのです。

瑞牆のボルダーはアプローチ近いのがGOOD

例えば午後から雨が降りそうな予報だったとき、僕たちの行動は以下のようになります。

  1. 6時起床、天気予報では午後から雨
  2. 7時に家を出発、瑞牆に向かう(約1時間)
  3. 8時に瑞牆山に到着、岩場に向かう
  4. 8時半、目当ての岩に到着。クライミング開始
  5. 12時まで登る、予報通り雲行きが怪しいから帰宅

という具合です。岩場での滞在時間は3時間半ほどですが、それなりに楽しめます。

では、もし僕たちが東京に住んでいたらとういう行動になるでしょうか?

  1. 朝4時起床、天気予報では午後から雨
  2. 瑞牆までは 高速使って3時間近くかかるし、行っても雨っぽいから数時間しか登れない・・・。今日はやめとこう。

となってしまうのです。気合のはいったクライマーなら行くのでしょうか、ぼくは多分いかない。

情けない話ですが、ガソリン代や高速代をかけて瑞牆に行くからには1日登って元をとらないと、、という損得勘定が働いてしまうのです。

つまり、岩場に近いところに住んでいると、移動に時間がかからないというメリットだけでなく、クライミングに行く日数を増やすことができます。(あくまで僕の場合ですが)

日常にクライミングがある生活 in 北杜市

北杜市に移住する前、ぼくはカナダに住んでいました。

緯度の高い場所に住んでいたので、夏は日が長く、23時くらいまで明るい。となると、18時に仕事が終わってから外にクライミングに行けるのです。(家から30分の場所に岩場がありました)

仕事終わりに気軽に外岩でクライミングができる生活。理想的なライフスタイルです。

日本でもカナダと同じように、、というのは簡単ではありませんが、日常にクライミングがある生活を目指していきたい。北杜市への移住はその理想に近づくための第一歩。まずは少しでも早くフルタイムで働く生活から脱却しなければ・・!

家から15分でいける白州ボルダー。ただし夏は常に濡れている(?)

とにかくケガに泣かされた。

初パキり。

地理的には理想的な場所にある北杜市に引っ越してきたのに、実は思っていたようにクライミングができていません。というのも、今シーズンはケガが本当に多かった。。

  • 2月 右手中指 痛める
  • 4月 左足首じん帯 断裂
  • 6月 左薬指 パキる
  • 7月 右足首 捻挫

こんな感じ。

これまでほとんどケガをせずにクライミングをしてきたのに、2021年は厄年かと思うほどケガが続いています。本気で登れないことが大きなストレスになるということを実感しました。

足首や指に負荷かけずに家トレをするためにビーストメーカーを設置。でも外で登りたい・・!

雨多すぎ。

思うようにクライミングができなかったもう一つの原因は、雨が多かったこと。地元の人が驚くほど、今年は雨が多かったみたいです。午後から雨かならいいんですが、連日降っていると岩が乾かないのでさすがに登れません。

乾きの早い岩場を知っていかなければ。

午後から雨の日は近場の岩場でクライミング

秋のクライミング・シーズン向けて。

秋のクライミング・シーズンに向けて抱負を語ったり、登りたいルートを掲げたいところですが・・・。「無理をしないこと」が秋の目標です。まずはケガを完治させること。とくにパキッた薬指はあろ数か月はダメそうなので、ガバ中心の負荷の少ない課題で我慢する。

じん帯断裂して歩けないぼくをおんぶして運ぶまき氏。ありがたやありがたや。

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