US規格のMakitaインパクトドライバーは安いけど買わないほうがいい。(経験談)

こんにちは、ノリです。今回の記事は、US規格のMakitaインパクトドライバーを買って失敗した話です。

2021年に北杜市に移住し、田舎暮らしを始めてDIYをするようになり、下手ながらこれまで色々なものを作ってきました。インパクトドライバーと丸ノコはDIYで使う電動工具の基本らしく、この2つのツールがあれば簡単なモノなら作れてしまいます。

DIYで家のリフォームもしました。

インパクトドライバーにしても丸ノコにしてもメーカーによって値段はピンキリ。よくわからない中国のメーカーと、MakitaやHiKOKIといった職人さんが使っている信頼できるメーカーでは3倍くらい値段が違います。

US規格のMakitaインパクトドライバーを買った理由は安かったから

DIYをするなら、道具はいいものを使った方がいい。すぐ壊れたら嫌だし、信頼できるMakitaのインパクトドライバーを買うことにしました。

Makitaのインパクトにもプロ仕様のハイパワーなものから、DIYユーザー用(?)の廉価なものがあり、値段に差があります。Makitaのものなら廉価版でもしっかりしているらしいので(ネット調べ)、「日曜大工レベルなら安いのでいいか」と思ってamazonや楽天で調べてみました。

そこで見つけたのが、USマキタのインパクトドライバー。ビットがセットになっていて、値段も日本仕様より数千円安いものでした。バッテリーの互換性はあるみたいだし、これでいいかとあまり考えずに買ってしまったのです。

US規格のMakitaインパクトドライバーが使いにくい理由

日本規格のビットが使えない

上がUS規格、下が日本規格。根本のサイズが違う。

USMakitaインパクトドライバーには日本Makitaのビットが使えません。

もちろんそれはわかっていました。でも、「ビットがセットになってるから問題ないだろう」という判断で購入したのです。買って間もないころは特に不便を感じませんでした。ビスを打つことだけに関しては、全く問題はなかったのです。

ただ、DIYになれてくると、「干渉しないように長いビットを使いたい」という欲求がでてきます。

長いビット装着(日本製マキタ)

ところが、そういう便利なビットやアタッチメントはホームセンターでは日本規格のものしか手に入らず、US規格のモノはネットでしか買えないし、かなり高くつきます。

これが誤算でした。

セットのドリルは別売りアタッチメントがないと使えない

「下穴をあけたい」というのもDIYではかなりよくあるシチュエーションです。

ドリルはセットについているんですが、別売りアタッチメントがないとインパクトドライバーに装着できません。そして、そのアタッチメントもUS規格である必要があるんですが、なかなか売っていない。

仕方なく、日本規格のものを購入して使ってみたんですが、穴は開けられるけど、ビットがしっかり装着できていないので穴からドリルを抜こうとすると、アタッチメントごとインパクトから外れてしまいます。

のり
のり

ちょっと何言ってるかわからないかもしれませんが、要するにものすごく使い勝手が悪いのです。ひとつ穴をあけるだけならいいけど、何個も穴をあける場合はやってられません。インパクト本体にもよくなさそうですし。

つまり、US規格のMakitaインパクトドライバーは、「ビスを打つことだけ」なら問題ありませんが、他の作業や便利なアタッチメントを使えない。もしくはかなり値段が高くつく。ということです。

改造する方法もあるらしいけど・・・

メーカー推奨ではありませんが、日本仕様のビットを付けられるようにする改造もできるようです。

でも、その改造キットがそれなりの値段がするうえに、精密機械を分解・組立するのはちょっと怖いです。

結局、日本仕様のMakitaインパクトドライバーを買いなおしました。

1年以上US規格のMakitaインパクトドライバーを使いましたが、この使いずらさをこの先ずっと味わい続けるのはもう勘弁。

ということで、日本規格のMakitaインパクトドライバーを買いなおしました。当たり前ですが、USマキタの不満点はすべて解消され満足。最初からこっちを買っておくべきでした。

2万円ほどの勉強代はけっこう痛いですが、これからインパクトを買う人が同じような失敗をしないように記事にしてみました。くれぐれも、ちょっと安いからという理由だけでUS規格のMakitaインパクトドライバーを買わないように気を付けてくださいね!

ちなみに、インパクトドライバーを買うならビットに装着するマグネットは絶対買ったほうが良いです。磁力でビスがビットにくっついてくれるので、「左手でビスを持って、右手でインパクトで打ち込む」という作業を片手でできるようになります。

作業のしやすさが段違いに良くなるので、必須といっても過言でないくらいみんな使っています。値段も数百円なのでコスパ高いです。

おまけ:Makita電動工具(バッテリー)を使うなら、Makitaのコードレス掃除機はかなりオススメです。

ちょっと話はそれるんですが、我が家ではMakitaのコードレス掃除機を使っています。Makitaのバッテリー式電動工具を持っているなら、同じバッテリーが使えるのでお得です。

マキタの製品ひとつ買うと、バッテリー互換で他の製品買いたくなるの、うまいな〜って思いますね。

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