地方移住を考える人が増えている。
そして、コロナによってその流れは大きくなっているみたいです。
2020年7月、東京圏(埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県)の人口移動が、1,682人の転出超過となった(日本人のみ集計)。転出超過とは、転出者数から転入者数を差し引いた余剰分である。
経済の中心である東京圏は、長らく転入超過で推移してきており、月単位での転出超過は、東日本大震災の影響が色濃く残っていた2012年12月以来となる。
アフターコロナを見据えた地方創生のあるべき姿
人々のライフスタイルに変化がでてきて、都会に住む必要がないと考える人が増え、それを行動に起こすだけの環境も整ってきているだと思う。
では実際に地方に移住するとなったら、人はどんな土地に魅力を感じるんだろう。それはその人のライフスタイルや将来設計によって変わってくるはずだ。
- 子育て支援が充実している街
- 移住者への受け入れ体制が整っている
- 生まれ育った地元
- 東京から離れすぎていない
他にもいろいろ、人によって様々な条件があると思います。
ぼくの条件は、「クライミングがしやすい土地」でした。
クライミングを目的とした北杜市への移住
北杜市に住むことをクライマーの友達に報告すると、みな口を揃えて「いいなあ、羨ましい!!」という。
クライミングが好きなら、岩場環境にめぐまれた場所の近くに住みたいもの。自分が住む場所を好きなように決められるなら、結構な人数のクライマーが北杜市を選ぶんじゃなかろうか。
それだけクライマーにとって魅力的な土地なんだと思う。
テレワーク化が進んで、職場にしばられずに住む場所を選べるようになる。そんな世の中になってきているのかもしれない。
(と言いつつ、僕の仕事である地域おこし協力隊はテレワーク全然関係ないんだけど・・笑)
スポーツ移住という考え方
ワーク・スポーツ・ライフバランスという言葉があるそうです。
「ワーク・ライフバランス」という言葉が一般的につかわれるようになりました。そのうえで、体を動かすことでより健康的な生き方を目指すのが「ワーク・スポーツ・ライフバランス」なんだそうです。
(クライミングのために移住をする人が「健康的な生活」を目指しているかは置いといて)スポーツが移住の理由になりうる、と思っている人が少なくないのは確かなようです。人生においてスポーツ(あるいは趣味)ってとても大事ですしね。
ちなみに、プロクライマーの倉上慶太さんもクライミングを目的に埼玉県に移住しているようです。
このPODCASTは面白いので聞いてみてください。ラジオのなかでも移住について触れています。
北杜市から近い外岩エリア
北杜市から行きやすい外岩エリアをまとめてみました。
標高の高い場所が多いので、夏場がシーズンのエリアが多いけど、寒すぎなければ春秋でもいけそうだし、冬になったら伊豆まで南下してもいいですね。
瑞牆
北杜市から最も近いクライミングエリア。場所によっては駐車場までクルマで30分以内で行ける距離にあります。
小川山
廻り目平キャンプ場までクルマで1時間強。小川山といえば焚き火キャンプかもしれないけれど、日帰りでも行けるというのは気軽でいい。
甲府幕岩
駐車場まで約50分。一時間圏内で行ける岩場があるのは嬉しい。瑞牆や小川山とは違って岩質が凝灰岩というのも変化がつけられてよさげ。
昇仙峡
未公開エリアなので、公式にトポなどがあるわけではないようです。
伊豆エリア
冬は北杜市周辺の岩場はアクセスできないとこが多いので、南下して伊豆エリアで登る予定。高速を使えば2時間半ほどなので、そんなに遠くもない。
北杜市から近いボルダリングジム
北杜市内にはジムはないようですが、周辺にいくつかあるようです。ただ、最寄りのジムがクルマで40分というのはちょっと遠く感じる。フィンガーボードをアパートに設置して自宅トレーニングできるようにしよう。(いずれ家を買ったらホームウォールを作りたいなあ)
各ジムの場所はグーグルマップを参照。
※このブログを書いている時点(2021年3月)ではまだどのジムにも訪れていないので、引っ越ししたらジム巡りをしてみたいです。行ったら随時更新していきます。
LOKU BOKU
訪問済
なんとなんと北杜市にクライミングジムがオープンしました!4月27日のオープン日にさっそく行ってきました。詳しくは別記事で紹介します。
ボルダリングジム グラッパ
未訪問
クライミングジム ピラニア 南アルプス店
未訪問
クライミングジム ピラニア 石和店
未訪問リード用の壁あり
クライミングジム アクティバ(Activ−A)
未訪問リード用の壁あり
クライミング ジム天
未訪問リード用の壁あり
小瀬スポーツ公園 クライミング場
未訪問リード用の壁あり
ここはジムというよりも、総合運動施設にウォールがあるという感じかな。HPによると壁の高さは12メートル。ただ利用料金が一日4980円というのはかなり高い・・。
クライマーとの出会いが多そう(という期待)
先に書いたように、色々なクライミングエリアから近い北杜市はクライマーが集まりやすい環境にあります。
県外からクライミングに来る人がたくさんいるし、移住した人も少なくない。周辺にジムも多いから、クライマーとの出会いも豊富そうです。
ぼくは登ることそのものも好きだけど、クライミングのコミュニティも好きです。クライミングを通して出会った人たちは気が合う人が多いし、これからもそんな仲間が増えたらいいなと思っています。
北杜市には、そういうコミュニティ的なものにも惹かれています。
友達を招く
ぼくの実家もパートナーのまきちゃんの実家も、愛知県にあります。クライマーの友人も愛知県に多い。
愛知から瑞牆・小川山はけっこう遠いので、ほとんどの場合1泊以上します。そんなときに気軽に泊まれる場所を作りたいと思っています。(キャンプしたいと言われるかもしれないw)
あとは、カナダに住む友人が日本に来るときにも泊まりに来てほしいなあ。
そのためには今のアパートではちょっと狭いから、なるべく早く大きめの家を手に入れないと。