田舎暮らしで必要なモノ、あると便利なモノ ~移住して1年で購入したもオススメの道具たち~

山梨県に移住して、田舎暮らしをはじめて1年半くらいたちます。

基本的にはモノをあまり買わずに、ミニマルに暮らしていきたいと考えているんですが、、、実際に生活してみると田舎だから必要なモノが結構あります。

この記事では、絶対にないと困るモノから、あると便利なものなどを紹介していきます。田舎暮らしに興味のある人の参考になれば嬉しいです!

家の外で使うもの

草刈り機

庭のある家に住んでいる場合は必須レベルの超重要アイテムです。

田舎に移住してみてわかりましたが、雑草の生長の速さは半端じゃないです。雨の日の翌日なんかはビックリするくらい伸びる&増える。草刈り機がないと庭がジャングルになっていまいます。

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草刈り機を飼うならエンジン式を選んでください!

草刈り機はエンジン式とモーター式があります。うちはマキタのインパクトドライバーや掃除機を使っていたので、同じバッテリーが使えるマキタのモーター式草刈り機を買いました。

が、これが失敗でした。

ナイロンコードのアタッチメントを装着して草刈りをしていたら、過負荷でモーターが焼き付いてしまいました。メーカーに聞いたところ、MUR194DZはナイロンコードに対応していないとのこと。(ホームページでは別売り品で紹介されているんですが・・・)

あと、パワー不足も感じます。バッテリーの持ちも良くないし、草刈り機はエンジン式を買えばよかったです。

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物置(イナバ物置 ナイソーSMK-75SN)

田舎暮らしは、外で使う道具が多いです。

先に説明した草刈り機の他、DIYで使う工具や資材、BBQグリルやキャンプ用品などなどを収納する物置が必要です。家の中に十分なストレージルームがある人は不要、と思いきや汚れるモノが多いので雑にしまえる物置があると楽ちんです。

我が家はイナバ物置のナイソーSMK-75SNという物置を買いました。床面積が4畳あるので小さめの部屋ひとつ分くらいの広さがあります。断熱材いりなので、モノが傷みにくいらしいです。

注意したいのは、物置床面積全てが収納になるわけではないということです。

物置の奥から手前までモノを置いてしまうと、奥にあるものを取り出せません。実際は物置の壁面に棚をつくり、手前側はある程度空いている状態で使います。

実際に収納できるスペースは物置の床面積の2/3くらい。ということで、物置は大きめのものを買うことをオススメします。

価格は約50万円と決して安くはないですが、50万円で部屋一つ分の収納が手に入ると思えばコスパは悪くない気がします。長く使うためにも、信頼できるメーカーのものを買いました。

葦簀(←“よしず”と読みます)

家に立てかけて直射日光で家が熱せられるのを防ぎます。

これ、めちゃくちゃ遮熱効果が高いです。遮熱カーテンよりも明らかに遮熱性が高い。晴れた真夏日だと、体感的に5度くらい室内の気温が下がります。

我が家にはクーラーがなくて、「夏はクーラー買わないとヤバいかな~」と話していたんですが、葦簀を導入したら「クーラーなしでも意外といけたね」という結果になりました。

デメリットはダサいこと、意外と値段が高いこと。冬場の収納に場所をとることでしょうか。

防寒テムレス

冬の外作業の味方。雪かきや、外で水をつかった作業(野菜を洗うとか)に使います。

内側が起毛素材なので暖かく、表面は防水かつ透湿性のある素材なので蒸れにくいという優れもの。柔らかいの素材なので指の動きの邪魔にならないのもGOODです。

もともとは現場作業者に愛用されていたテムレスですが、アイスクライミングをする冬山登山者が「これは使える!」ということで山屋御用達になったというくらい性能がいい。しかも安い。

冬の田舎ぐらしにもとっても役に立つので、ぜひ試してみてね。

家の中で使うもの

電気圧力鍋(インスタントポット)

ガス料金節約の味方、電気圧力鍋です。

田舎暮らしのデメリットのひとつはガス代が高いことです。北杜市はプロパンガスが主流なので都市ガスの地域と比べてガス料金が1.5〜2倍くらい高くなります。

冬場はガスの請求書を見るのが恐怖です。うちはけっこう節約してますが、真冬は9000円くらいでした。

寒い冬は温まるものを食べたいので煮込み料理をよくつくります。でも弱火でコトコト長時間火を使うのはガス代にやさしくない・・・。

そこで活躍するのが、電気圧力鍋です。

うちで使っているinstant potという圧力鍋は6Lサイズのもの。シチューなら8人前くらい作れます。10分くらいの加圧で肉も野菜もホロホロに柔らかくなります。時短にもなって便利。コンロが空いていないときに、パスタを茹でたりもできるし、炒め物もできます。

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万能調理器具なうえ、節約になるので、料理が好きなら買って損はないアイテムです。

ポイントは大きめの圧力鍋を買うことです。

日本製の電気圧力鍋は小型のものが多いですが、少量しかつくることが出来ません。小型のものは収納スペースをとらないメリットがありますが、カレーを2,3人前しか作れない圧力鍋ってビミョーですよね。。

圧力鍋は、加圧モードだと鍋の容積の半分くらいまでしか入れられないので注意です。カレーとか大量につくって2~3日は食べたいじゃないですか。(ですよね・・?)

ということで、電気圧力鍋は6L以上の大きめのモノを選ぶようにしましょう!

冷凍庫(三菱電機 MF-U14H-W)

狩猟でとれた鹿肉や、畑でとれた調理用トマトなどを冷凍するのに使います。

鹿肉を解体すると、一般の冷蔵庫についている冷凍スペースでは足りないくらいの肉がとれるので、肉を無駄にしないためにも必須に近いアイテムです。

田舎暮らしをしていると野菜のおすそ分けを大量にもらうことがあるんですが、白菜やキャベツなどの葉物野菜はざく切りにして冷凍しておくと使い勝手がいいですよ。

プロジェクター(XGIMI HORISON)

田舎暮らしに必須とまではいいませんが、あると嬉しいのがプロジェクターです。

僕たちが移住した北杜市には映画館がないので、遠出しないと映画を見れません。プロジェクターがあると、その不満が結構解消されます。

最近は新作でもすぐにネット配信されるようになってきました。120インチのプロジェクターで見るとじゅうぶんに映画館気分を味わえます。

我が家が購入したのは、XGIMI HORISONという機種。中国メーカーですが、プロジェクター界では世界的に有名みたいです。12万円くらいの結構高い機種ですが、1年弱つかって不満はなし。良い点を挙げると、

  • 起動が早い(5秒くらい)
  • 音がいい(Harman Kardonのスピーカー内臓)
  • ファンの音が気にならない(ほんとに静か。映画の邪魔にならない)
  • 電気代もテレビより若干安い

と、すごく気に入っています。

なによりも、テレビがないことで、壁がすっきりするのが良いですね。

まとめ

田舎暮らしでは、都市部の生活ではまったく使わないようなものがたくさんあります。そしてそういうものは大抵かさばります。物置は特に重要で、実際に住んでみて実感しました。収納ってほんとに大事。ただ、田舎なら土地は安いので、スペースさえあれば数十万で一部屋分の収納を拡張できます。都会ではこうはいかないですよね。

ということで、田舎暮らしを考えている人の参考になれば嬉しいです!

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