4月1日から北杜市の地域おこし協力隊の仕事がはじまりました。
地域おこし協力隊といっても、自治体や所属によってやることが全く違います。ぼくの場合は山梨県北杜市役所の観光課の所属。同課には、ほかに2人の同期協力隊と、1人の2年目協力隊の方がいました。(それぞれ担当が違います)
てっきり採用は1名だけだと思っていたのでちょっとビックリ、でも同期がいるのは心強いですね。・・と思っていたのもつかの間、ぼくは所属こそ市役所観光課ですが勤務地は清里になりました。ほかの2人は市役所勤務なのであまり会うことはないのかもしれません・・、まあいいか。
清里での通常業務
さて初日ですが、午前中は市役所で任命式や説明。その後、配属先の清里で実務がはじまりました。
清里の勤務先は、「NPO法人清里観光振興会」という団体の事務局です。どんな団体かザックリと説明すると、清里を盛り上げるために地元企業や事業者が集まって事業やイベントを行っています。ぼくの仕事は、そのサポートや雑務一般というところでしょうか。
仕事内容は、デスクワークが7割(ワード、エクセル、パワポを使う仕事)、その他の作業が3割といった感じです。観光シーズンはこの割合はかわるかもしれません。
清里観光振興会については、以下のWEBサイトを参考に。清里の観光情報がまとまっていてとても便利です。
地域おこし協力隊 個人の活動
地域おこし協力隊の仕事ですが、必ずしも清里だけが活動地というわけではありません。
自分でプロジェクトを企画し、清里観光振興会とは別で動くこともあります。もちろん清里をからめてもOK。
北杜市役所観光課に所属し、清里観光振興会の業務をこなしながら、それとは別に自分でプロジェクトを持って進めていく。という感じです。(ややこしいな・・)
業務と個人活動の配分
僕の場合は「クライミング」「瑞牆」をテーマに色々と企画しています。関係者と話をしたり、調査をしたりと、地道に動いています。
ここで気になるのが、清里観光振興会の業務量と、自分のプロジェクトにあてることのできる時間の配分ですが、一か月ほど働いた感じだと、思った以上に自由に動けるというのが感想です。
この「動ける」というのは、時間的に動けるという意味で、市と連携したり、活動予算が使えるかなどについては別の話。許可をもらわないとできないことはたくさんあります。その許可が出るかどうは、今後活動が具体的になるにつれてわかってくると思います。
勤務時間と休日
勤務時間は8:30~17:00。基本的に残業はありませんが、たまに会議で長引いたりしたら別日で早上がりしたりして調整可能だそうです。(なんてホワイトな職場!)
あと、個人的に気に入っているのは、休日を好きな曜日に設定できること。もともと平日に休みたいタイプなのでこれはとても嬉しい。会議やイベントがある日は出勤しないといけないんですが、割と好きに休みを選べます。3連休にしたりすることも可能。ちなみに休日日数はカレンダー通りです。
市役所との連携
働き始めなので、これからコミュニケーションをとっていく段階です。
地域おこし協力隊の事業は、個人プロジェクトといっても市役所の承認が必要だったり、予算を使えるかの審査もあると思うので、いい関係をつくって連携していきたいです。
予算や事業の承認については謎な部分が多いので、これから仕事をすすめながら聞いていきたいと思っています。
地域おこし協力隊の一ヶ月目 雑感とまとめ
先にも書きましたが、地域おこし協力隊の働き方は少し複雑です。
- 北杜市役所観光課に所属しながら
- 清里観光振興会の業務をこなしつつ
- 自分のプロジェクトを進めていく
おそらく、清里観光振興会の人や市役所の人ですら戸惑っていて、どう扱っていいか困っている状態。地域おこし協力隊っていうのは、そういう「よくわからない存在」です。
三者が皆がわからないなりに、さぐりさぐり仕事をしているというのが現状。
いろいろなことが決まっていないので、なんでもキッチリしていないと嫌な人はストレスを感じるかもしれません。ぼくは逆に、このフワフワした感じが気楽でいいな~と楽観しています。やっていくうちになんとなく定まっていくでしょう。
ということで、北杜市地域おこし協力隊の一ヶ月目の雑感でした。
この記事の内容以外で地域おこし協力隊についてもっと詳しく知りたい・聞きたいことがある人は、ぜひコメント欄で質問してくださいネ!