「地域おこし協力隊って何してるの?」 よくある質問に答えます。

地域おこし協力隊の仕事

初対面の人
初対面の人

のりさん、仕事ってどんなことしてるんですか?

のり
のり

地域おこし協力隊っていう仕事というか、職業があってですね。

初対面の人
初対面の人

(何それ・・)えーっと、どんなことするんですか?

こういう会話、よくあります。

そして、ほとんどの場合、うまく説明できずにモヤモヤさせたまま終わってしまうことが多いんです。

これ、地域おこし協力隊あるあるな気がしますが、どうでしょうか。

やってることが多岐にわたり過ぎていて説明しずらいというのが一番の原因なんですが、相手も僕もスッキリしないので、よくないなあと思っています。

ということでこの記事では、北杜市観光地域おこし協力隊の僕が、どんな仕事をしているかを説明します。1年通して働いてみて、どんな仕事をしていたかの報告も兼ねて。

(今後は、仕事について聞かれたらこの記事を読んでもらうことにしよう)

地域おこし協力隊の仕事、3つの柱

地域おこし協力隊の仕事は、大きく分けて3つの仕事に分類できます。(※北杜市観光地域おこし協力隊の場合です。)

地域おこし協力隊の仕事 3つの柱
  1. 通常業務
  2. 地域活性化のための活動
  3. 定住のための活動

①の通常業務ですが、ぼくの場合は市役所本庁では働いておらず、「NPO法人清里観光振興会(以下、振興会と略す)」というところに出向しています。通常業務というのは、この振興会の事務局業務になります。北杜市観光課には4人の地域おこし協力隊員がいますが、それぞれ担当が違います。

②の地域活性化のための活動は、文字通り、北杜市の活性化のための活動です。振興会の業務でも地域活性化の活動をしていますが、①と②の業務の違いは、①は清里地区のため、②は北杜市全体のための活動ということです。

③の定住のための活動は、3年の任期が終わった後に北杜市に定住するための準備です。具体的には、起業する準備だったり、地域での仕事をするための資格取得などです。

①、②、③の仕事を詳しく説明していきます。

①通常業務|清里観光振興会の事務局員の仕事

振興会の事務局業務ですが、この仕事が勤務時間の95%以上を占めています。ではどんな仕事をしているかというと、これがまた多岐にわたるので説明が難しい・・。

まず清里観光振興会というのは、清里地区の事業者(飲食店や物販、宿泊業など)が集まってできた会で、清里をもりあげるために様々な事業をしています。事務局員の仕事は以下のようなものがあります。

  • イベントの企画、準備、開催
  • 毎月の清掃活動
  • 毎月の理事会、年一回の総会の開催
  • 毎月の新聞折り込み会報ニュースの作成
  • 観光マップやパンフレットの作成
  • ホームページやSNSの更新
  • 清里エリア周遊バスの運営
  • レンタル自転車、トゥクトゥクの運営
  • 観光案内所の運営

などなど、複数の事業を同時におこなっているので、イベントが重なったりすると結構大変。夏の観光シーズンじゃなくても、イベントが重なると忙しくなります。

北杜市 地域おこし協力隊 仕事
飯盛山 ガイドツアーの様子

振興会の企画を通して、地域のことを知ることが出来るのはすごくありがたいことです。令和4年度は八ヶ岳ハイキング企画をしたいな〜

清里美化活動の様子。

美化活動では毎回、時間内では拾いきれない量のゴミがあります。こういう活動をしていると、トラックのドライバーのマナーの悪さには本当に腹が立ちます。もちろん、すべてのトラックドライバーがマナーが悪いわけではありません。同じ人が同じ場所に同じゴミを捨てているようです。

②地域活性化のための活動

この活動は、やることが決まっているわけではなく、自分で企画します。

MAPの制作

令和3年度は、観光課の地域おこし協力隊4人で「八ヶ岳ベーカリーMAP」というパン屋さんの特集マップを作りました。この事業は、北杜市だけでなく、長野県の原村さん、富士見町さんの地域おこし協力隊の方々と協働で制作しました。自治体の枠を越えた事業というのは行政では珍しいらしく、地域おこし協力隊ならではの事業になりました。MAPの出来は素晴らしく、いろんな人に手に取ってもらいたいと思えるものができたのが良かったです。

北杜市 地域おこし協力隊 仕事
北杜市 地域おこし協力隊 仕事

インタビュー企画

もうひとつの事業は、「ほくと移住者インタビュー」という企画。タイトルの通り、北杜市に移住した人をインタビューする企画です。これは北杜市移住定住地域おこし協力隊の方と協働でやっています。

クライミングエリア整備

瑞牆山のクライミングエリアの整備(リボルト)や、安全講習会の企画を考えましたが、国立公園内での事業はなかなか簡単にはできず。詳細は以下の記事で。

山梨県 北杜市の地域活性化ついて考えていること|地域おこし協力隊3ヶ月目のつぶやき

令和4年度にどんな事業をするかはまだ未定ですが、自分たちが楽しめて、かつ地域のためになることを探っていきたいと思います。

メディア関連

毎日新聞から、瑞牆山でのクライミングについての取材を受けました。北杜市在住のレジェンドクライマー増本亮さんにご協力いただき、全国紙に瑞牆のクライミングの魅力を発信してもらえました。実は今別のメディアからも取材を受けてるんですが、今は詳しくは書けません。また公開後に報告しますー。

③定住のための活動

これは人によって個性がでてくる部分です。

もともとやりたいことが決まっている人もいれば、地域おこし協力隊として働きながら、何ができるか、どんな需要があるのかを探る人もいます。僕の場合は前者(寄り)かな。

ぼくが北杜市に移住してきた理由は「クライミングを生活の一部にすること、田舎暮らしを楽しむこと」です。

起業してバリバリ働きたい、稼ぎたい、というような欲はほとんどありません。

大好きなクライミングをする時間をたくさん作ること。野菜を育てたり、鶏を飼ったり、狩猟をしたり、といった田舎ならではの暮らしを楽しみたいのです。

では任期後のこのビジョンを実現させるために業務としては何をするか。正直なところ、令和3年度はほとんど何もできていません。しいて言うなら、起業準備のためのセミナーに参加したこと、くらいでしょうか。

今の状況では業務時間で動くことができないので、休日をつかって頑張るしかないですね。

まとめ

なんとなく僕の仕事内容はわかってもらえたかな?

「やっぱりよくわからん」という感想が聞こえてきそうです(笑)

とはいえ、この曖昧の業務形態こそ地域おこし協力隊の実態なのかもしれません。曖昧な分、できることの幅があるというか。(いや、そうでもないか・・)

まあ、制度に頼ってばかりいても仕方ないので、業務後や休日をつかって頑張っていこう。

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