北杜市で中古物件を探してわかったことをまとめてみた。

はやいもので、北杜市に引っ越して約3か月がたちました。

地域おこし協力隊の仕事は楽しいです、職場の人はみなさん親切でフレンドリー。仕事帰りには新しくできたボルダリングジムで汗を流し、休日は瑞牆山でクライミング。ストレスはほぼゼロで、楽しい毎日を過ごしています。

北杜市への移住は間違っていなかったと実感しつつ、次に考えるのは「好きにいじれる家がほしい」ということです。

ということで、最近は北杜市の中古物件を探しています。インターネット上にある不動産情報や、職場の人、北杜市で知り合った方にも聞いてみて、なんとな~く北杜市の中古物件のことがわかってきました。

  • 意外と高い北杜市の中古物件と、市場に出回らない物件の秘密
  • 北杜市の空き家バンクの現状と、古民家購入のハードルの高さ
  • 別荘地の中古物件のメリット・デメリット

この記事では、以上のような内容について書いています。

北杜市の中古物件は高い。コロナ以降の移住者増で需要過多な状態(?)

SUMOやatHomeなど、大手不動産会社のWEBサイトに掲載されている物件をチェックしてまず感じたのは、
北杜市の中古物件は他の地方よりも強気な価格である、ということでした。

同じ山梨県でも、甲府や甲斐、韮崎の中古物件の方がリーズナブルです。甲府周辺の方が街の利便性は高いんですが。アパートを借りる時にも感じたことですが、北杜市は需要が多いこといじょうに供給が少なすぎます。賃貸も中古物件も市場に出ないのです。

供給不足の要因は、北杜市の地域性・住民性が関係しているみたいです。

北杜市で知り合った人に、「家探しているので、もしそういう話あったら教えてください」というと、ほぼ必ず返ってくるのが、「こっちの人は知らない人に家を貸したり売ったりしたがらないからねえ」という答えです。

空き家はたくさんある。しかし持ち主はそれを貸したり売ったりしない。そういう現状は行政も認識しているようで、北杜市では空き家バンク制度を導入しています。

北杜市の空き家バンクにお得感はない

ぼく個人の空き家バンクに対するイメージですは、不動産会社を通して購入するより安い。というものでした。

しかし実際は価格的なメリットはまったくありません。市が提携している不動産会社が仲介するため、仲介手数料もかかります。北杜市公式HPにも、「市では所有者と希望者の間で行われる売買及び賃貸に関する交渉、契約等に関しての仲介行為は行いません。」と説明があります。

空き家を売却又は賃貸物件として登録するときにネックとなる家財道具の処分費用や、賃貸物件の修繕や取替え等を行った所有者に対して、対象経費の2分の1(最大20万円まで)を補助します。

とあるように、売り手(貸し手)に対する補助はありますが、購入者に対してはメリットのない制度のようです。(眠っている物件が市場に出やすいという点ではメリットになるかな?)

空き家バンクで安く古民家を買ってリフォームして・・といったプランは幻想なのかもしれない。と気付かされました。

古民家購入のハードルの高さは、修繕費でなく地域へのコミットメント

古民家を購入する難しさは、価格面だけではないようです。

先日、古民家を改装して簡易宿泊所を運営している方にお話を聞かせていただきました。その方は、古民家宿を手に入れるまでに何年もその地域に通い、ボランティアで草刈りや農作業、林業のお手伝いをしたそうです。もちろん、それは仕方なくやったことではなく、地域に根付いて生きていきたいというポジティブな想いからでしょう。

気持ちと、やる気、実際の働きと貢献によって今があるのだと思います。そして、古民家宿を経営している今でも、そういったお手伝いは続けてらっしゃるそうです。

「地域に入る」というのは、挨拶をするとか、愛想よくするといったレベルでなく、相当の時間と労力を捧げるということ。そのレベルになって、ようやく古民家を売ってもらえるような話がくるということです。

では自分にそこまでの気持ちがあるかと言えば、正直なところ簡単にイエスとは言えません。地域の人と関わりたくない、というわけではありませんが、地域への奉仕によってやりたいことができなくなっては本末転倒。

おそらく、地域への貢献と自分のやりたいことがマッチしている人でなければ難しいのだろうと思いました。

では、もうすこしカジュアルに地域と付き合っていくにはどうするべきか。それは、それは別荘地の中古住宅です。

北杜市の別荘地にある中古物件のメリット・デメリット

北杜市は標高が高いこともあって別荘地が多いです。その中でも管理された別荘エリアは売り物件の情報がそれなりにあります。別荘地の物件にはメリット・デメリットがあるのでそれぞれ説明していきましょう。

別荘地のメリット:行政区に入らなくていい

まずはメリットですが、行政区(自治組織)に加入しなくていい、というものです。

行政区ってなんだろう。ぼくもしっかりとはわかってないんですが、例えば年に何度かゴミ拾いや草刈りをしたり、消防団にはいったり、お祭りの準備をしたり、といった地域行事への参加です。北杜市に限らず地方ではよくある制度みたいです。

で、こういう行政区に入らないと市のサービスが受けられないこともあるそうです。例えばゴミが捨てられないとか。

別荘地はそもそも年間を通して住んでいない人も多いので、行政区に入らなくても困らないように別荘エリアの管理会社がゴミを集めてくれます。あとは、草刈りなどの地域行事には声がかからないようです。

ちなみに現在ぼくが住んでいるアパートも、アパート用のゴミ出し所があるし、地域行事への参加の案内もきません。

別荘地のデメリット:借地代、管理費がかかる

最大のデメリットは、物件は買えても、土地は買えないということです。別荘地の中古物件購入はほとんどの場合、借地権です。

土地が買えない分、物件価格は少し安いんですが借地代がかかります。さらに共益費(ゴミ処理や冬場の除雪など)、浄化槽のメンテナンス代などあわせると、年間20~25万円かかります。10年で250万円。20年で500万円。か結構高いですね・・。家と土地を買う場合はその分固定資産税がかかりますが、北杜市の場合は年間3~5万円くらい。やはり借地代は割高ですね。

さらに、別荘地はリフォームに制限があったりします。外壁の色に指定があったり、庭の樹木の伐採率25%など。また、別荘地では営業行為が禁止されている場合があるので、お店を開いたりはできません。

まとめ

今回まとめた北杜市の中古物件の現状ですが、お金さえあればほぼすべて解決する内容です。安く買おうとすると難しいですが、財力さえあればなんの問題もなく北杜市に家をもてます。

田舎生活に夢を見て家を買った人が、地域性になじめずに都会へ戻るとき、投げ売りされる物件を買う。なんてのが狙い目かもしれませんね。笑

なんにしても、物件情報を常にチェックしながら、気長に探すことにします。

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